空き巣がよく狙う時期というのはあるのでしょうか。
空き巣にとって仕事がしやすいのは雨の日だと言われています。
雨の日というと普通の人にとっては外に出たくない日ですが泥棒にとっては都合のいい日のようです。
例えば、侵入手口のナンバーワンにあげられるガラス破りは静かな日であれば音が目立って見つかってしまう可能性があります。
しかし、雨の降っている日なら雨音にまぎれて聞こえない可能性が高いです。
豪雨の日や風が吹いている日なら何かがあたった音かなと思って気になりません。音が聞こえても雨の中わざわざ確認しに行く人も少ないでしょう。
ドアのこじ開けも最近増えている手口ですが、このような手荒な手口でも雨音によってごまかされてしまうのです。
また、雨の日というのは通行人の顔が見えづらくなります。傘をお互い指しているので人の顔は殆ど見えません。不審な行動をしている人がいるとしても自分が歩くのに集中しているのであまり気にならないのです。
それが台風や雷雨ともなればますます空き巣にとって好条件となります。
日頃から下見をしている泥棒であればその家の人がどのくらい家をあけるのか、施錠をしっかりしているのかどうかはよくわかります。雨の日ということで周囲の人通りも少なくなります。まさに格好の条件だといえるでしょう。
もちろん、雨の日に限らずどんな日でも泥棒に入られるかもしれないリスクを考えて対策をしておくことが大切です。