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泥棒が多い街

泥棒は家に侵入する前にその街を見てから泥棒をするかどうか決めると言われています。

実際に侵入犯罪で検挙された人を対象に泥棒をする街を選ぶ基準についてヒアリング調査を行った結果、最も多かった解答が「大小の道路が雑然と交差している街」で63%もの解答がありました。

その次が「裏通りが多い街」で61%と同じくらいの解答でした。その他「小さな通りがたくさん交差している」や「街路樹などで見通しが悪い」も泥棒に好まれる街の条件となっているようです。

 

全国的に統計をみてみると世帯数に対する住宅侵入犯罪件数のワーストワンが愛知県という結果が出ています。全国の60938件中愛知県は7205件をしめています。人口の多い東京も件数が多そうですが世帯数に対する割合が39位となっていて意外と少なく感じますが人口自体は多いので件数自体は4520件と全国で3位になっています。2位は千葉県で4903件が平成24年の1年間で発生しています。

 

各自治体ごとで犯罪の起きないまちづくりを心がけているところが増えてきています。

防犯カメラの設置を増やしたり、住宅や区画づくりなどから見通しのいいまちづくりを意識して作っていくことが可能です。

 

また、カメラを設置しなくても住民全体の日頃の心がけで街から犯罪をなくしていくことが可能です。

 

たとえばちょっとした声の掛け合いです。普段から近所の人に合ったら声をかけたり挨拶をすることを心がけてみましょう。泥棒が街を下見している時に一番嫌がるのは住民に声をかけられることです。一度でも声をかけられたら顔を覚えられたとしてその周辺を避けるようになります。